嫉妬
私は久美子、39歳の主婦です。
夫は43歳の銀行員ですが、地方の支店に単身赴任をしており、今は私と17歳の息子・晃との二人きりの生活です。
夫がいない淋しさからというわけではないのですが、私は女性として、母親として絶対に許されることのない大きな罪を犯してしまいました。
その罪とは、一人息子の晃と男女の関係になってしまったこと。
それも私が晃をそそのかすようにして関係を結んでしまったのです。
夫とは社内結婚でした。
私が勤務していた支店に夫が異動して来てすぐに交際が始まり、そのままゴールインしました。
お互い一目惚れでした。
私はお嬢様学校と言われている短大を出て2年目、夫は私学の雄と言われている有名大学を出て4年目の若者同士でした。
二人とも若すぎるのでは?と心配されましたが、実はできちゃった婚で、その後も夫婦と晃の3人で仲良く暮らしていました。
私は母親として一人息子の晃を溺愛しました。
銀行員というのは転勤が多く、私たちも結婚してから今までほぼ2~3年おきに人事異動があり、その度に知らない土地に引っ越しての社宅住まい。
引っ込み思案の私は新しい土地でお友達を作る事がなかなかできず、夫とまだ小さかった晃だけが私の支えでした。
特に晃とはほぼ一日中一緒だったので、いつの間にか私と晃は一心同体、絶対に手放せない存在になっていました。
転勤が多いことは晃にとっても大きな負担でした。
学校にも慣れて仲の良い友達ができたかと思えば、他の学校へ転校。
勉強も地域によって格差が大きいので、子どもながらかなり苦労したと思います。
ちょうど東京にある支店に勤務してきた時に晃が中学生になりました。
どうせならばこのまま東京の高校に進学するのが将来のために一番良いだろうと言うことで、これを機に夫は今のマンションを購入しました。 これで住まいは安定しましたが、晃が中学を卒業した3月末に夫は昇進し、地方の支店長代理として単身赴任しました。
晃は中学生までは真面目で成績も良く、夫や私の言うことを素直に聞くとても良い子で、高校も名門と言われる進学校に進学しました。
親の私が言うのもなんですが、背も高く若い頃の夫にそっくりのイケメンなので、中学の頃から女子の人気の的で、バレンタインデーやお誕生日にはプレゼントをたくさんもらってきました。
それでも中学の頃は私の目も届く範囲なので、さほど気にもならなかったのです。
しかし高校に入ると電車に乗って通学するようになり、晃の行動自体が私の目の届く範囲を超えていきました。
少しでも帰宅が遅くなったり、休日に行き先も告げずに外出するようになると、どこで何をしているのか、誰とどこに出かけて何をしているのか、気になって仕方がありません。
ある時…これはやってはいけない事なのですが、晃が私の知らないところで何をしているのか知りたくて、晃が学校に行っている時に部屋を調べました。
すると晃の机の中から違う学校の女の子からもらった手紙や、見たことも無い制服を着た女の子と二人で撮ったプリクラなどが出てきました。
誰がどう見ても恋人同士といった感じで、寄り添う女の子の肩に手を回してにっこり笑っている晃!
私にとってはそれだけでもショックなのに、引き出しの奥の方からコンドームやラブホテルの名前の入ったカードまで出てきました。
私は目眩がするほどショックでしたが、それ以上に激しい嫉妬で全身が震えました。
プリクラの女の子は晃にふさわしいとても可愛い子です。
しかし私にしてみれば、逆に可愛いからこそ尚更その子が許せません。
「誰よ、この女!晃の何なの!?」
一人しか居ない家の中で思わず叫んでしまったほど、はらわたが煮えくり返る思いでした。
(晃が恋しい。晃は私だけのもの!こんな小娘に晃を盗られてたまるものですか!晃に近寄ってくる女は誰であろうがすべて私の敵!絶対に別れさせてやる!)
私はもう晃の事を息子としてではなく、完全に一人の男性として強く意識していました。
それはもはや母親ではなく、一人の女としての嫉妬。
今考えれば、私は完全に常軌を逸していたのかもしれません。
夫が単身赴任して2ヶ月に1度くらいしか会えない辛さから、知らず知らずのうちに逞しくなった晃に、若い頃の夫の姿をダブらせていたのかもしれません。
いえむしろ、若い日に夫に対して燃やした胸の炎よりも、もっと熱い炎を晃に対して燃やしてしまったのです。
しかし嫉妬はわが身を滅ぼします。
私はどうすれば晃が私に振り向いてくれるか、そればかりを考えるようになってしまいました。
思い出せばバカみたいな事ですが、ご飯のおかずを晃の好きなものばかりにしたり、お小遣いをあげてみたり、晃に何かをしてもらって大袈裟に喜んで見せたり…
本当にバカみたいな事をしました。
でも晃は、私に対して一向に関心を示しません。
何をやっても振り向いてくれない…
何がいけないのか、どんな手が残っているのか、そんなことばかり考えて悩んでいる時でした。
決意
お風呂上りにメイク落しを探して、裸にバスタオルを巻きつけただけの姿で部屋をうろうろしていると、背後から何か感じるものがあったので振り向きました。
そこには晃の熱い視線がありました。
晃は散らかした雑誌の片付けをしていましたが、完全に手が止まっていました。
腰を浮かした格好のまま、私の姿をじっと見ていたのです。
「ん?…どうかしたの?」
私が晃に声をかけると慌てたように顔を背けて、「えっ!?いや、何でも無いよ…」と片付けを再開しましたが、明らかに裸に近い姿の私を見つめていました。
その目は間違いなく女を見る時の男の目、私はそう感じました。
私は閃きました。
(私の女の部分を使えば…晃だって男だからきっと…)
あの時の晃の視線を思い出し、私に残された手段はもうこれしかないと思いました。
もはや母親としての自覚も倫理観も理性もなく、あるのは嫉妬に狂う女の業だけです。
(でもどうやって…どうすればそんなことができるのだろう…拒絶されたらどうしよう…でも早く捕まえないと晃はどんどん遠くへ行ってしまう…)
私は晃を取り戻すべく行動に移りました。
(あの時の目、晃は私の体に関心があるに違いない。)
私は晃の目を引くため、家の中にいるときには露出度の高い服を着ることにしたのです。
ちょうど夏に差し掛かる頃だったので、露出度を上げても違和感がないということもありましたが、できるだけ挑発的な服装を心がけました。
さすがに若い子のような肌の張りはありませんが、それでもバストは88cmあります。
ブラジャーで寄せて上げれば谷間ができます。
胸のところが大きく開いたカットソーを着たり、ブラウスを着るときにはボタンを一つ余計に外してみたり、逆に体に密着するようなうなフィットネス用のものを着てみたりしてバストを強調しました。
そして晃の前で襟元から奥まで見えるような姿勢をとったり、そばを通るときにわざと晃の体に胸を当てたりしました。
すると時々ではありましたが、晃はあの時と同じような目で私を見るようになりました。
私は更に気を引こうと、セクシー系のメイクにイメージを変えるために雑誌を見たり、デパートの化粧品売り場に行ってメイクしてもらったりしました。
さらにメイクだけでは物足りず、ヘアスタイルも思い切って変えました。
それまでは集合社宅住まいが長かったので、周りの奥様達を出来るだけ刺激しないようにメイクもヘアスタイルも大人しい、どちらかといえば野暮ったい感じにしていたのですが、今はその心配も無いので思い切って自分を変えてみました。
ところが、学校から帰宅した晃に
「どう?お母さん綺麗になったでしょう?」
と自慢気に聞いたところ、
「はぁ?なにそれ?いい歳をして気でも狂ったの?」
とひとこと言ったきり、いかにも不機嫌そうな態度でソファーにどっかり座ってテレビを見始め、私のことなど見向きもしません。
私は晃の言葉が悔しくて情けなくて、ひどく惨めな気分になって涙が出てきました。
まるで片思いの男性にやっとの思いで告白したのに、それを鼻で笑われたような、身の置き場のない、いたたまれない気持ちになり、寝室に籠もって泣きました。
(もう何も手につかない…)
私は夕食の準備も何もしないでベッドにうつ伏せになったまま、さめざめと泣きました。
普段なら夕食の時間だというのに、私は部屋に籠もったきり。
さすがに晃も心配になったようで私の様子を見に来ました。
すると私が目を泣き腫らしてしゃくりあげているので、びっくりしながらそばに来ました。
「お母さん、いったい何があったの?」
「だって…お母さんがせっかく綺麗になろうと思って頑張ったのに、晃がひどいことを言ったでしょう…それが悲しくて悔しくて…」
私はつい恨みがましいことを言って、晃を責めてしまいました。
「それは…ごめんなさい。俺、今日学校で嫌な事があったから…」
晃はとてもすまなそうな表情で私のすぐ横に座って謝ってくれました。
「でも、なんで急に?」
晃は不思議そうに私が変わった理由を聞きました。
晃は私を心配してくれています。
私はそんな晃の良心を利用して、晃の心を私の方に引き寄せようとしました。
なんてひどい母親でしょう。
私は晃を言葉で追い詰める作戦にでました。
「なんでって?それは晃のためよ…汚いお母さんじゃ晃だって嫌でしょう?」
「嫌とかそんなこと…」
「だって…中学生の頃はとっても優しくしてくれたのに…高校生になってから、お母さんとはまともに口も聞いてくれないじゃない…だから、お母さんは晃に嫌われているのかと思ったの…」
「そんなことないよ…お母さんが嫌いなはずないじゃないか」
「嘘…晃はハンサムだからきっと可愛い彼女でもできて、それでお母さんのことが邪魔なんでしょう…」
「そんなことないって…それに、俺に彼女なんかいないよ…」
晃は私が知らないと思って嘘をつきました。
晃がこんな嘘をつくなんて、晃をたぶらかす女のせいね!
「いいえ、きっとそうよ。だからお母さんを邪険にしてるんだわ!」
晃は根が優しい子で、優柔不断なところがあります。
私は晃の嘘を知りながら、そう言うところに付け入ってまで何とか自分の元に取り戻そうとしました。
「お母さんはね、ただでさえお父さんがいなくて淋しいの。 なのに晃は休みの日だってお母さんを一人ぼっちにして嬉しそうに出かけるじゃない… きっと好きな女の子がいるに決まってる…絶対そうよ!」
私は晃を追い詰めようと、話の途中で拗ねたりすすり泣いたりしました。
「それは…ごめんなさい。これからはそんなことしないから」
「ほんとうに?」
「うん、もうしない」
「じゃぁ、お母さんだけの晃になってくれるって約束して?」
「えっ?いや、それは…」
「ほら!やっぱり!晃は優しいことを言ってお母さんを誤魔化そうとしてしてる!」
「誤魔化そうなんて…そんなことないって!」
「だったら約束して!約束してくれないならお母さん淋しくて死んじゃうっ!」
「わかったよ…約束するから死んじゃうなんて言わないでよ…」
「本当に?本当よ?お母さん嬉しい!!」
私は凄く嬉しそうに言いながら、バストを押し付けるように晃に抱きつきました。
私は晃に抱きつきながら、
(あの女に勝てる…絶対に勝つ!そのためならどんなことだってする!)
と胸の中で嫉妬の炎に自分で油を注ぎ、そして最後の武器を使う決心しました。
奪還
最後の武器、それは私の体です。
晃だって私とそういう関係になってしまえば、その罪からは逃れられなくなります。
私という女から一生離れることが出来なくなるはずです。
それに私だってこの歳です。 愛する夫を満足させるために夜の事だって色んなことを覚え、実践してきました。
その私がたかだか16歳の小娘なんかに負けるはずがありません!
「晃…お母さん嬉しい!」
私は晃を押し倒すようにして仰向けにしました。
「えっ!?なに?何するの?」
突然の事に怖がるような目をする晃の上に身を乗り出しながら…
「お母さんとっても嬉しいから、晃に良いことしてあげる…」
私は晃の唇にキスをすると、そのまま舌を入れて思う存分貪りました。
「ね、ねぇ…お母さん変だよ…俺怖いよ。もう止めて…」
唇を離すと晃はそう言いましたが…
「大好きな晃に怖いことなんかするわけないでしょ。いいからじっとしてなさい」
そう言って晃の顔や首にキスの雨を降らしました。
そして観念したような顔をしている晃の唇に、もう一度激しいキスをしました。
最初よりも長くしつこいほどのキス、唇を舐め回したり舌を絡めたりするうちに晃も大人しくなりました。
私は晃の着ていたTシャツを脱がすと、夫を喜ばせるときと同じことを晃の体にしていきました。
首筋から乳首にかけてジワジワと舐め回したり、強く吸ったりしながら時々舌を絡め合うようなキスをするんです。
親子だから似ているのでしょうか?
晃も夫と同じことをされると感じるようで、体をビクビクさせながら呻くような声を漏らし始めました。
唇を合わせると晃も舌を絡めてきます。
急なことでお風呂にも入っていない晃の体は、汗の味がちょっとだけしょっぱかったんですが、逆にそれが妙な興奮を誘いました。
首から脇腹まで唇と舌を使ってじっくりと愛撫します。
ジーンズのベルトを外してジッパーを下ろす頃には、もう晃は抵抗しませんでした。
そのままジーンズとトランクスを脱がすと、私の目の前に痛いほど反り返った晃のペニスが現れました。
それは若い頃の夫のものと大きさも形もそっくり。
既に先の方からおつゆが出ていて強烈な男の匂いがしています。
私はそれを根元から先端にかけて舐め上げていきました。
舌を這わすとそれに応えて脈を打つようにビクンビクンと跳ね上がってきます。
晃はよほど感じているのか、口と鼻両方から荒い息を吐きながら、時々呻き声を上げていました。
そして私がペニスをお口に含んで愛撫し始めると、晃も我慢できなくなったのでしょう。
それほど間を置かず、呻き声を上げながら私の口の中に射精して果てました。
若い晃は夫とは比べ物にならないほど凄い量の精液を放ちましたが、私はそれを全部口で受け止めて一滴残らず飲み干しました。
「お母さん…こんなことしていいの…?」
晃は息も絶え絶えといった感じで呟くように言いましたが、射精した後も私がフェラチオを止めずにいるとすぐに元気を取り戻しました。
ペニスの下にある玉に吸い付いたり舐め回したりしていると、晃のペニスは完全に硬さを取り戻しました。
私は着ていたものを脱ぎ捨てて全裸になると、晃の腰を跨ぎました。
「あぁぁっ!」
私はとうとう晃のペニスを自分の中に迎え入れてしまいました。
私が腰を動かし始めると、晃も下から突き上げるように腰を使い始めました。
「いいっ!もっと!すごいっ!」
今回も晃はあっと言う間に射精してしまいました。
「晃…すごかったわ…」
事が終わったあと、晃に抱きついて甘えるようにしながら言いました。
この後二人で食事をし、お風呂に入ったあと、深夜遅くまでお互いの体を求め合いました。
勝利
私は勝ちました。
勝ってあの女から晃を取り戻しました。
もう晃は、私との禁断のセックスの虜です。
晃は学校の授業が終わると、寄り道もせずに帰宅するようになりました。
休日も出かけなくなりました。
そして晃が帰宅すると、私たちは発情期の獣に成り下がったようにセックスに溺れる毎日。
若いうちは何をやっても上達が早いものです。
晃はすぐに私を狂わせるだけのテクニックを身に付けました。
晃はディープキスとクンニが大好きです。
帰宅するなり私をソファーに押し倒すと、ヨダレでベタベタになるまでディープキス。
その後スカートの中に頭を突っ込んで、30分でも1時間でも私のアソコを舐めています。
私も晃に長い時間クンニされて、両手の指の数ではでも足りないくらいの回数イッてしまいます。
そして幸せを噛み締めるのです。
何があっても晃だけは離しません。
画像について
文中で以下の作品の画像を使用させていただきました。